- 荻野 朋活
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2016年1月26日
人間は凄い
- テーマ:雑感
- [ 荻野 朋活 ]
人生の半分は生きただろうと思います。
仕事があり、家庭があり、笑いのある、穏やかな暮らしをしていると思います。
時々、波もあるにはありますが、平和です。
若い時分はハプニングしかないような日々でした。
新しい体験に、興奮したり、感情的になったり、傷ついたり、自惚れたり、巻き込んだり、巻き込まれたりの連続で、またそんな状況に酔っていたとも思います。若い頃は何者かになりたくて、自分探しの類もフラフラとしてきたのですが、「子供」はその1品で自分の生きる目的を成就してしまうほどのインパクトがあります。遺伝子が最初から役割を決めているかのようで、それだけに溺れてみたい気持ちにもなります。
ただ、子供以外のものをつくらないと、クリエイターではないですね。
そんな当たり前のことに、時々ビビる自分がいます。
食べるだけでは人生を生きることができないように、
人それぞれの立場で為すべきことを成してこその人生です。
先日、友人がテレビで紹介されていました。二十代の気恥ずかしい経験も共有してきた古い仲間です。今、彼女は単身アフリカのスラムで子供達の未来をつくろうと日々奮闘しています。凄い人ですが、普通の、自分と同じくビビりな人間であることも長い付き合いから知っています。それだけに、彼女の凄さもそうですが、人間が心に受ける衝動の大きさと、それに突き動かされる人間の魂の偉大さに、畏敬の思いを抱きます。人間、凄いぞと。
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