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荻野 朋活

2016年1月26日

人間は凄い

  • テーマ:雑感
  • [ 荻野 朋活 ]

人生の半分は生きただろうと思います。

仕事があり、家庭があり、笑いのある、穏やかな暮らしをしていると思います。
時々、波もあるにはありますが、平和です。
若い時分はハプニングしかないような日々でした。

新しい体験に、興奮したり、感情的になったり、傷ついたり、自惚れたり、巻き込んだり、巻き込まれたりの連続で、またそんな状況に酔っていたとも思います。若い頃は何者かになりたくて、自分探しの類もフラフラとしてきたのですが、「子供」はその1品で自分の生きる目的を成就してしまうほどのインパクトがあります。遺伝子が最初から役割を決めているかのようで、それだけに溺れてみたい気持ちにもなります。

ただ、子供以外のものをつくらないと、クリエイターではないですね。
そんな当たり前のことに、時々ビビる自分がいます。
食べるだけでは人生を生きることができないように、
人それぞれの立場で為すべきことを成してこその人生です。

先日、友人がテレビで紹介されていました。二十代の気恥ずかしい経験も共有してきた古い仲間です。今、彼女は単身アフリカのスラムで子供達の未来をつくろうと日々奮闘しています。凄い人ですが、普通の、自分と同じくビビりな人間であることも長い付き合いから知っています。それだけに、彼女の凄さもそうですが、人間が心に受ける衝動の大きさと、それに突き動かされる人間の魂の偉大さに、畏敬の思いを抱きます。人間、凄いぞと。

そんな友人の活動サイトはこちら

荻野 朋活

2016年1月4日

2016年も宜しくお願いいたします!

2016年も宜しくお願いいたします!

新年あけましておめでとうございます。

UNITにとっての2015年は、対外的にアナウンスできるものはほとんどありませんでしたが、社内体制をしっかり整えることができた一年でした。昨年初頭のあいさつで、早々に体制を整えたいと抱負を述べていたのですが、早々のつもりが丸一年かかりました。

ひとつは、スタッフの充実です。営業スタッフとのご縁はまだないのですが、制作・開発体制は縁に恵まれました。私はスタッフ運には本当にいつも恵まれていると思います。ありがたい事です。
二つめは、まもなく正式リリースするIRサイト専用財務情報自動更新システム「IR+」が、自信をもって販売できるものに仕上がったことです。忙しい中ベータテストにご協力いただいたIRご担当者様、見返りも求めず導入にご尽力いただいた取引先の方、難しい要求にいつも応えてくれる弊社エンジニア。皆様に感謝です。
三つめは、半ノマドを採用する弊社の業務管理に必須だった、専用のグループウェアが完成したことです。私はマネジメントできない経営者ですので、ソフトウェアにマネジメントしてもらおうと開発しました。それは半ば冗談ですが、プロジェクトのタスク管理とプロジェクトの原価計算、見積・請求処理、労務管理、さらにUNITは成果報酬で運営しているのでスタッフ毎のインセンティブ計算をシンプルな日報管理でリアルタイムに自動出力してくれるものです。UNITの独自体系専用、つまりは私の偏った企業思想に基づいて開発したものなので販売予定はありませんが、とても便利なので嬉しくなります。

また、UNIT開発のCMS「PR CMS+」でSNS的なポータルサイトを運用するべく、いろいろと機能追加できたことも、今後の武器になりそうです。他業種の方々との飲みの席でも、この方の業界向けにもこの仕組みが応用できそうだなと思う時があります。何かモヤっとしたアイデアがあれば、気軽にご相談いただければと思います!

本年もよろしくお願いいたします!

荻野 朋活

2015年10月28日

デザインの模倣でやってしまったお話

デザインの模倣でやってしまったお話

少し前に、デザインの模倣が社会問題になりましたが、デザインの現場としては悩ましいお話です。

模倣の意図はなくとも、他者のデザインを参考にすることは間違いないです。私自身、1冊1万円以上もするデザイン書を大量に保有して参考にしています。自分の頭で発想したと思っても、過去にどこかで見たデザインを記憶の深層にメモった可能性もあるので、どうせなら積極的に他者のデザインを参考にした方が、作業効率としても、模倣の予防としてもいい、という考えからです。

件の問題では、コンセプトが違えば、形状が似ていても異なるデザインという説明もありました。私も半分同意いたしますが、今日はその失敗のお話です。

新年のブログに準備不足のままUNITを起業した旨を書きましたが、UNITのロゴマークも必要に迫られ、急いでデザインしました。UNITのTの文字を「+(プラス)」記号にしているのですが、この記号が問題だったのです。

プラス記号自体はプリミティブな造形なので、模倣性も何もないのですが、当初このプラス記号を赤にしてしまいました。完全に赤十字のマークです。恥ずかしながら、そのことに名刺や封筒を刷ってから気がつきました。十字ではなくプラスという意味なので、コンセプトとしては全く異なるのですが、一般認識として赤い十字は赤十字や病院を意味するものである以上、他の意味でシンボルにしてはいけない。これもデザインのお約束事です。

プラスの色を変えても何かのシンボルになっているので、他の意味を連想させないために、UNITのロゴは黒1色に落ち着きました。

荻野 朋活

2015年10月24日

Web広報向けのCMS、PR CMS+です

  • テーマ:PR CMS+
  • [ 荻野 朋活 ]

会社ブログなのに山や映画の話でお茶を濁していますが、ちゃんと活動しています(笑)
まだタイミングを見計らっていますが、ようやく色々お知らせする段階になってきました。

そのひとつが、PR CMS+大改修の完了です。
PR CMS+・・・名称を何度か変更していますが、元々はこちらもIR用に開発したCMSです。
間違った情報のアップが許されないIRサイトのため、精緻な承認ワークフローを搭載したのが始まりで、その後多様なサイトで活用いただけるよう、機能を追加していきました。現在では、IRサイトやコーポレートサイト、プロモーションサイトやポータルサイトにも活用されています。もちろん、このサイトも実装しています。(ひとつ古いバージョンですが笑)

Web広報向けを謳っていますが、どういう意図かご説明します。

企業でCMSを使う場合、記事を作成するリテラシーのある人と、記事を承認する権限のある人が一致しないことが多いです。自由にCMSを使わせてしまうとしばしばコンプライアンスの問題になるため、せっかくCMSがあってもプレスリリースのような会社お墨付きの記事、年末年始やお盆休業のお知らせのような当たり障りのない記事しかアップしていない企業が多いと感じています。

PR CMS+は申請・承認ワークフロー付きのCMSです。この「ワークフロー」にこだわって開発しまして、単にストッパー的な承認機能ではなく、記事のステイタスを何種類も用意したり、記事にコメントをつけて、修正指示等も送れるようにしております。この仕組みがあるので、コンプライアンスを深く理解しているとはいえぬ危なっかしい社員が記事を作成しても、要所要所で締めた記事に手直ししてアップできるので、記事に個性が反映されやすく、数も内容も豊かになります。これを弊社では、「能動的なWeb広報」と呼んでいます。

今回1番のリニューアルポイントは、権限の追加です。
グループ権限や階層権限を追加したので、例えば、IR部署と営業部署で同じCMSを活用しながら、自分たちの部署で作成した記事しか見えないようにしたり、自分たちの部署に関連するテンプレートだけ表示したり、同じニュースシステムで、部署によってラベル分けする等のことができます。部下と上司で見える機能を変えることもできます。組織の形や力関係をそのまま管理画面に適用できます。

あとは、バナーをコントロールや計測の仕組、簡易Wiki機能、ブログのコメント機能等を追加しました。簡易Wiki機能は、専門用語を多用する企業様にとても便利な機能です。用語集として登録すると、登録したキーワードに合致するサイトの中の全ての文字に用語集への導線を自動的に張ります。弊社サイトは平易な言葉しか使ってないので需要がなく残念です。

バイオベンチャー様や研究機関様からのご依頼、心からお待ちしております。

荻野 朋活

2015年8月24日

登山勧誘[立山2015夏]

  • テーマ:雑感
  • [ 荻野 朋活 ]

登山勧誘[立山2015夏]

週末は、去年乗鞍に登ったメンバーに新たに初登山のファミリーを隊列に加え、立山連峰の雄山(3,003m)に。

登山は用具を揃えるのに1人10万円強の予算がかかるので、誘う以上は行って良かったと必ず思ってもらわなくてはと責任を感じます。山好きにも保守的な人といい加減な人といるのですが、私は後者。少しずつグレードの高い山にステップアップするんじゃなくて、最初からそれなりの山に登っちゃった方が楽しいし、経験も早く積めるし一石二鳥だと思うクチです。

一般的に最初の山は、少しずつステップアップするための丹沢だったり、一番高い山として富士山だったりすることが多いと思うのですが、丹沢は山頂についてもそこそこの景色しか見れないし、富士山は初心者が登るには標高差が大きいので人によっては辛い思い出にしかならないと思います。

私のオススメはズバリ、最初に北アルプスです。

中でも立山が一番ですね。2,450mまで乗り物で連れて行ってくれて、そこから標高2,668mの室堂山から、3,003mの雄山、3,015mの大汝山、剱岳が綺麗に見える2,880mの別山等、3,000m級の頂に簡単にアクセスして大絶景を堪能することができるからです。登山道もとても整備され、初心者にも登りやすいことも特徴です。

今回はホテルの予約が取れなかったので、室堂バスターミナルから1時間ほど歩いた場所にある雷鳥沢ヒュッテという山小屋に泊まりました。山小屋といっても立山の山小屋は温泉付き。部屋も16畳くらいの広い個室を割り当てていただきました。温泉は24時間入れる露天風呂です。あいにく天気は雨。小さな子供もいたので1時間のコースを2時間弱ほど歩いたでしょうか。初心者にとって雨の登山が楽しい思い出になるはずもないので、買ったばかりの高価な登山用具が早速役に立って良かったなどと、無理やりポジティブな感想に引っ張りながら歩きます。

ラッキーなことに、予報では芳しくなかったのですが、山頂にアタックする二日目は晴れ。初登山のファミリーも楽しい思い出になったようです。

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